ショコラ 光の時代




時代遅れのカビ臭い男性性錬金術がもういらないから、光の時代に向けて「女神の錬金術」を花開かせましょう❤


久しぶりに映画’ショコラ’を見ました。
何度見ても好きな映画の一つです。

私流に読み込むなら、
これは「女神の錬金術」のお話です。



新しい風である女性ヴィアンカと小学生の娘は、芭蕉のごとく”片雲の風に誘われて” 住処を変えている。


彼女たちが選んだ今回の土地は、フランスの小さな村。
この小さな村は古い因習に縛られて、人々は自分自身を閉じ込めながら生きている。

そんな村にマヤの血を受け継ぐヴィアンカはマヤの人々の魅惑的で新しい食べ物“チョコ”をもって「ハートの魔法使い」としてやってきたのだ。

彼女の風に最初に触れていくのは、現状の自分自身にどこか不満を持ちながらもどうして変えていったらいいのかわからない人たちだった。

ヴィアンカの自分自身を信じる生き方と彼女のチョコレートショップ「マヤ」で口にする食べ物に、彼ら自身のハートが開かれていく。

一方、最初から最後までこの新しい風に抵抗しているのが古い男性性のシンボルともいえる権威主義者のレノ伯爵。
彼は教会の神父にも圧力はかけるし、村人たちにも自分と同じように生きることを望んでいる。

少しずつ村に変化があらわれたころ、ヴィアンカに試練がおとずれる。
あきらめそうな彼女を救ってくれたのは、彼女によって解放された人々たちだった。

こうしてビアンカも成長し、村人たちが解放され喜びに浸るころには、レノ伯爵も自分自身の限界のためついにチョコレートを解禁する。
そして自分自身の解放し始める。



新しい風んが吹いているいま、私たちはどんな選択するのでしょうか。




キーワード
  ヴィアンカ ・・・・・・・ 生きる(VIVIR)
  風 ・・・・・・・・・・・・・ 新しい、変化
  マヤ ・・・・・・・・・・・ 古代の知恵
  ショコラ ・・・・・・・・  別の土地からの変化をもたらすもの



展覧会です。コンクールに入選  2012 美浜美術展


今回 2012 美浜美術展に入選いたしました。
このコンクールもまた入選率が厳しいのですが、うれしいことに入選しました。

この地が美しいままでいてくれますようにと
水の流れと祈りをこめて描いた作品です。

ありがとうございます。

展覧会は次の場所で行われます。



●美浜展
平成24年11月30日(金)~12月9日(日)   10:00~18:00   ※12月3日(月)は休館  
美浜町生涯学習センターなびあす  
福井県美方郡美浜町郷市29-3 
◎TEL・ 0770-32-6709(美浜町生涯学習課) 


●大阪展
平成24年12月18日(火)~12月23日(日) 11:00~19:00(23日は16時まで)  
大阪府立江之子島文化芸術創造センター  
大阪市西区江之子島2-1-34 ◎TEL・ 06-6441-8050 


●福井展
平成25年1月9日(水)~1月14日(月・祝)   9:00~17:00 
福井県立美術館   福井市文京3-16-1 ◎TEL・ 0776-25-0452 





なぜ制作するのか

創るということは
喜びであり、また苦しみでもあります。

それでも
「作ること」がその時そのものを生きることとなり、
つらい日常からの解放となる時があります。
それは「日常から逃げる」ことではなくて
光を自分自身に見出す道しるべとなります、
内面をより強くさせてくれる方法となります。


11月2日より東京で「我慢の芸術」という展覧会が行われます。

太平洋戦争中、日系アメリカ人が3年半捕虜収容所に入れられたとき、
日本人らしい不屈の魂で、
我慢の中から生まれていった作品たちを紹介するものです。

こんな言葉が添えられていました。

「こちらに、ヘビの彫刻があります。
日系人の男性が、枯れ木から作ったものです。
こういったものを作る中で人々が表現したかったのは、
逆境にあってこそ人間らしく生きたいという
不屈の精神だったんです。」

「作品を作るということは、その中に自分自身を投影することです。
祖父はそれを無意識にやっていたのでしょう。
作品は祖父が持つ強さ、いや、
人間誰しもが持つ強さの表れだったのかもしれません。」

「作者の魂や、内面の強さに思いをはせてほしい。」

この展覧会はすでにアメリカでも行われたものです。
日本にいる日本人がもう一度よみがえるためにも
必要な展覧会です。
この時期にこうした作品が呼び起こされるとは大変うれしいことです。

作品の良い悪いというのは、価格に比例しているわけではありません。

作り手の高さと、見る側の高さが同じなって初めて
本当の価値が出ます。

尊厳の芸術点 THE ART OF GAMAN

平成24年11月3日から12月9日
東京藝術大学 大学美術館 
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 


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